フィリピンは7,000以上もの島で構成された国ですが、やはりフィリピン留学と言うと留学先として一番最初に候補として名前が上がるのは、セブ島ではないでしょうか?
実はセブ島以外にも魅力に溢れた留学先がフィリピン留学にはあります。
2023年11月22日か29日までの約1週間、フィリピンの人気留学地であるバギオに視察に行きました。こちらの記事では、視察の際に感じたバギオの魅力について解説していきます。
今回は、バギオに7年以上住んでいて、バギオ情報に詳しいJICの野口さんにもバギオの情報を色々と聞いてみました😊
・バギオってそもそもどこにあるの?
・治安が安全?
・物価や生活環境は?
バギオの基本情報について
設立 | 1901年にアメリカ軍が建設 |
位置 | ルソン島北部 |
人口 | 約35万人 |
季節 | 乾季と雨季 |
まずは、バギオの基本情報をおさらいしましょう。
バギオは、フィリピンのルソン島の北部に位置しています。ルソン島は、フィリピンの中で一番大きな島で、首都マニラもこの島内にあります。
人口は、約35万人と言われていますが、学生や旅行者を含めたら約50万人ぐらいの人がいるそう。バギオは正直もっと田舎なイメージがありましたが、意外と人が多くてびっくりしました。
季節は、乾季と雨季の2季です。11月〜4月ぐらいが雨のほとんど降らない乾季。5月から10月ぐらいまでが雨がよく降る雨季になります。
バギオの雨季はずっと雨が降っているわけではなくて、基本的に朝は晴れているそうです。
ただ午後や夕方ぐらいになるとざっと雨がふることが多いのだそう。特に8月は台風シーズンとも重なり雨量が多いそうです。
ちなみにバギオまでの行き方は、こちらの記事に詳しくまとめています。
もちろんバギオにある語学学校に留学する人は、学校が指定している入校日に渡航すれば、学校のバンが空港まで迎えに来てくれる「空港ピックアップ」というサービスを使えるので安です。
フライトの時間に合わせて、マニラ空港やクラーク空港からピックアップしてくれる複数のスケジュールを組んでくれています。
留学に行く人はぜひ空港ピックアップを利用しましょう。
2024年ピックアップ指定日
1月14日(日)、1月28日(日)
2月11日(日)、2月25日(日)
3月10日(日)、3月24日(日)
4月7日(日)、4月21日(日)
5月5日(日)、5月19日(日)
6月2日(日)、6月16日(日)、6月30日(日)
7月14日(日)、7月28日(日)
8月11日(日)、8月25日(日)
9月8日(日)、9月22日(日)
10月6日(日)、10月20日(日)
11月3日(日)、11月17日(日)
12月1日(日)、12月15日(日)、12月29日(日)
空港ピックアップ指定時間
詳細/空港 | マニラ空港 | クラーク空港 |
---|---|---|
時間 (日曜日) | 8:00 14:00 19:00 23:00 25:00 (翌月曜日1時) | 12:00 16:00 25:30 (翌月曜日1時半) 27:00 (翌月曜日3時) |
場所 | ターミナル1:お出迎えエリア ターミナル2:BAY 13 ターミナル3:BAY 7 | BAY 3 |
所要時間 | 5-6時間 | 3-4時間 |
※入国審査手続き等に時間が掛かります。ピックアップ時間の約2時間前に到着するフライトで到着ください。
また、国内移動になりますが、最近は、セブとバギオを結ぶ直行便ができたので(バギオにもロア間空港という国内線専門の空港がある)、セブとバギオも容易に移動できるようになりました。所要時間は約2時間弱ぐらいです。
それについてはまた記事にしたいと思います。
さて、今回の視察で改めて感じたバギオの魅力トップ3について✨
私は、今回の視察が3回目のバギオ訪問となります。
コロナ渦以降、今回が初の訪問。バギオには以前と比べてどんな変化があるのかとても楽しみにしていまた。
1. 気候が涼しい
バギオは年間の最高気温が25度ほどととても涼しいエリアです。
南国フィリピンと思えないくらい涼しい(日によってはむしろ肌寒い)ので暑いのが苦手な人には最適な場所だと思います。12~2月は、早朝や夜の最低気温が10度近くになることもあるそう。
エアコンも使わないので体の負担にもならず、勉強に集中したい人にはとてもおすすめです。
日中ほとんど汗を掻かないので、メイク直しも必要無いです!楽だなと感じました。
2. 治安が良い
バギオへ留学するの最大の魅力は、安全な治安だと思います。
街もゴミが落ちていなくてすごくきれいだし、物乞いやストリートチルドレン、浮浪者などもほぼゼロ。女性が一人で安心して歩けるぐらい治安が良いなと感じました。
お店の店員もタクシーの運転手もぼったくろうとしてこないし、むしろ小銭単位でお釣りも返してくれます。流しのタクシーに乗ってもおぼ100%の確率でメーターを使ってくれます。
JICの野口さん曰く、安全な留学地として知られるカナダのバンクーバーとか、オーストラリアのシドニーと比べても引けを取らないぐらいの安全度なんだとか。
特に、強盗、殺人、差別による暴行など命の危険に繋がるような危険な犯罪が極めて少ないそうです。
バギオに留学する人は8~12週間ぐらいの中長期の留学生が多いので、安心して生活できるのはとても魅力ですね。
3. 遊びの誘惑が少ない
バギオは、いい意味でも悪い意味でも遊びの誘惑が少ない場所なので、勉強に集中したい人にはとてもおすすめ。
繁華街やカジノ、リゾートなどといった娯楽が他のエリアに比べてありません。。。
ゆったりできるようなカフェやレストランはあります^^
バギオ自体にはアクティビティは少ないですが、バギオから数時間移動すれば以下のような観光地に行くことはできます。
旅行地 | 詳細 |
---|---|
サヌワンビーチリゾート | サヌワンは、バギオから車で2時間ほどの距離にある。バギオから最も近いビーチ。サーフィンや海水浴が楽しめるエリア。夜になると海沿いにレストランやバーが展開し、昼も夜も楽しめるおすすめの観光スポットとなっている。 |
マウント・プラグ | プラグ山は、標高3,000メートルほどの山でフィリピン国内で3番目に高い山。登山やトレッキングが楽しめる。現地に一白し、深夜から登山をはじめ、朝日を見るプランがおすすめ。登山には3~4時間かかる。初心者から上級者まで飽きさせない複数のトレイルがある。 |
ハンドレッドアイランド | バギオから車で5時間ほどの距離にあるビーチ。その名の通り100以上の島が集まっている。アイランドホッピングやスノーケリング、カヤックなどのマリンアクティビティが楽しめる。 |
サガダ | バギオから車で5時間半ほどの距離にある。洞窟探検が楽しめたり、ハンギングコフィンが見れる。中でも洞窟探検は1~3時間のコースがありインディー・ジョーンズさながらの冒険が楽しめるとても魅力的なアクティビティ。外資系のホテルなどをいれず、独自の文化を保護しながらエコツーリズムを推進している地域。ヨーグルトも有名。 |
バナウェ | バギオから6時間ほど北上した場所にある。「天国への階段」とも称される棚田郡がある。棚田は複数エリアに点在する。周辺も綺麗な滝や川など自然が豊かで棚田以外にも川泳ぎなども楽しめる。北ルソンにきたら一度は行っておきたい場所。 |
ビガン | バギオから6時間ほど北上した場所にある。16世紀のスペイン風の街並みがそのまま残るエリアがある。世界遺産にも認定されている観光地。カレッサという馬車に乗って歴史ある街並みを見ながら観光できるのも魅力。 |
残念ながらバギオ自体には海はありませんが、車で約2時間のビーチリゾートや、バギオ周辺での海水浴やサーフィン、シュノーケリングが楽しめる場所はあります。
ただ、ダイビングができるところは無く、学生の多くは1ヶ月に1回ぐらい遠出の旅行に出かけることが多いようです。
バギオ自体に娯楽は少ないですが、週末には多国籍な友達と旅行に行くメリハリのある生活ができそうです♪
まとめ
8週間以上の中長期のご留学でしっかり語学を習得し次のワーキングホリデーに備えたい2カ国留学をされる予定の方や真面目に集中して勉強したいという方におすすめです。
バギオの街には遊びの誘惑は少ないですが、周辺にビーチや世界遺産などユニークな観光地はあるので平日はしっかり勉強して、週末は旅行するなどメリハリのある生活ができます。
また、カフェやレストランなどは沢山あるのでカフェ巡りなどを楽しむの休日の楽しみになりそうです。
暑い気候や治安を気にされる方には、バギオはとてもおすすめです。
バギオの語学学校に関する情報が知りたい人は、ぜひお問い合わせください。